ミニオン徹底分析!キャラデザの秘密

 

 
おはようございます。
いやあ、こうも落ち込む事が続くと、書く内容がどんどん辛気臭くなって仕方ありません。んで書いては捨て書いては捨ての連続です。

 

 

ということで。もう吹っ切れようと、お涙頂戴な話をしていきましょう。

 

 

 

 

ミニオンヘビロテ事件

 

 

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先日、「怪盗グルーのミニオン大脱走」が公開されましたね。
その劇場公開を記念し、シリーズ2作目である「怪盗グルーのミニオン危機一髪」がTV初公開になりました。

 

 

そう、それが全ての元凶なんです。あの黄色い生命体のおかげで、私は眠れぬ日々を過ごしていたんです…。
 

 
先月のミニオンラッシュのおかげで、私の息子(2歳)はもうミニオンに夢中で夢中で。しまむらで買ったミニオンTシャツをエンドレスリピートするんです涙。
 

 

おわかりいただけただろうか。

 

 
齢2歳のための服なんて、後一年もすれば全然入らなくなるわけです。子どもの成長は著しいですからね。そんな老い先短いTシャツが他に十何着もあるのに、そのしまむらミニオンTシャツ「しか!」着てくれないんです!!!
いくら他のTシャツを強引に着せようとも、

「いーや!ミーミーだーよ!!」

と言って、洗濯機からまだ乾いてないTシャツを引っ張り出してくる始末……。なんとか後2着程ミニオンTシャツを調達し、3着をローテーションするようにはなったものの、今年全く着てない服が箪笥で息苦しそうに詰まっているんです。
 

 

 

 
おわかりいただけますか…涙。
 

 

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これも全て、あの黄色い生命体のせいだ。
確かに巷では空前絶後のミニオンブームだし、正直私も好きなキャラでした。
でもあいつらのせいで、夜な夜なお涙がちょちょぎれる思いをせにゃならんと思うと…。恨まずにはいられない!
 

 

でも!
そんな憎っきミニオンが!なぜこんなにも巷で人気なのか!!
ああ!母の敵め!!
 

 

…という事で、対ミニオン体制に突入した私は、
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
という志のもとで、敵の分析を始めたわけです。
 

 

 

 

ミニオンとは

 

 

minion
 

 

そもそもミニオンとは、ユニバーサルスタジオアニメ「怪盗グルー」に登場する【サブキャラ】です。「minion=手下/子分」という由来からもわかる通り、メインキャラにくっついてる「その他大勢の子分たち」です。要するにモブですよ!!
 

 
ですがあまりに人気が出たため、2作目以降のタイトルには「怪盗グルーのミニオン危機一髪」のように「ミニオン」という表示が追加されるようになりました。
また彼らのスピンオフ作品である「ミニオンズ」もアナ雪に続く「世界興行収入 アニメーション作品ランキング第2位」を達成したのだとか。
 

 

個性はそれぞれありますが、一貫した性格は「いたずら」で「悪いことが大好き」。スカーレットの台詞を借りると「不良息子」です。これだけ取ると、とても万人に受ける性格には思えません。
じゃあどうして1アニメのモブキャラが、こんなにも人気が出たんだろう。
 

 

私はこの答えが、「キャラデザ」にあるのではと睨みました。
 

 

 

 

ミニオンの秘密:原画

 

 

 

 

シリーズ第1作「怪盗グルーの月泥棒」ではアートディレクターがEric Guillon キャラクターデザイナーがCarter Goodrich という名前が挙がっていました。
次作でこの二人はキャラクターデザイナーとなっています。
 

 

ERIC GUILLON INTERVIEW

Interview Series: Carter Goodrich on Character Design

 

 

二人を検索していくと、Eric Guillonさんの原画らしきものを見つけました。イラストは、
 

 

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ERIC GUILLON INTERVIEW
 

 

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ERIC GUILLON INTERVIEW
 

 
最初は「怪盗」色が強く、結構ゲテモノのような。エドワード・ゴーリーを見た時に感じた不気味さを感じます。
インタビューを読んでいると、謙虚というか本能的というか。アーティストとして絵を描き続けた人なんだなあというのがなんとなく伺えます。本人としても、ミニオン(怪盗グルーシリーズ)のキャラデザは印象深いようです。特にルーシーが、世界観に合わず女性キャラであったこともあり、大変だったそうですね。…そういえば、ミニオンに女の子いませんね。
 

 

以降、3Dモデルを作成するにあたって、私たちが見慣れた格好になっていったのでしょう。
 

 
この基板があってこそのミニオンの魅力なのかな。ただ愛らしさを追求されたキャラではなく、元々あった不気味な雰囲気と、後に加えられたコミカルな仕上げが、こんなにも愛されている秘密なのかもしれません。

 

 

 

 

ミニオンの秘密:白目と下まぶた

 

 

ミニオンには、顔の半分を占める大きな目があります。一つ目、二つ目とレパートリーはありますが、このギョロ目が大きな特徴だといえるでしょう。
ゴーグルの内側の面が見えるため、実際にはただゴーグルをかけているだけなのでしょうが、極度の老眼なのか、まるでゴーグルにめり込んだような目をしています。
 

 

ミニオンは表情豊かなところも魅力の一つですが、表情を出す時に最も活躍しているのも目なのでしょう。
 

 

これはミニオンに限ったことではありませんが、日本のアニメにはミニオンのように白目がありません。もちろんキワモノキャラには白目がありますが、主役級のキャラクターの殆どは、白目の部分がないんじゃないかな?ましてやミニオンくらいよく動く下まぶたを持つ日本アニメキャラなんているでしょうか。
 

 

minion日本アニメ比較
 

 

日本のアニメは、黒豆を埋め込んだような大きな黒目と、反射した小さな光があるのが大半です。この目で感情表現の幅を広げようとすると、どうしても限界があるのかもしれません。
 

 

例えば黒目そのものの形を変化させたり、上まぶたを下げてみたり、反射した輝きを増やしたり。そんな手法なのかもしれません。その表現は海外のキャラと比べてしまうと少し平面的なのかな。もちろん二次元的な魅力はありますが、表情の豊かさを比較すると劣るかもしれません。
また全体が黒目なので、目線がどこを向いているかも曖昧になりそうですね。
 

 

minion表情:ジャムを食べるシーン
 

 

ミニオンは白目の部分が多く、黒目がチョロチョロと上下左右に振られます。ミニオンがどこを向いているのかがよく分かるし、上下のまぶたが感情表現を広げてくれます。
 

 

体の動き(若干伸び縮みしたり)、口や手の表現もサポートしてくますし、とても豊かな表情が出せるのでしょう。
 

 

 

 

日本にはないキャラデザ

 

 

pexels-photo.jpg
 

 

人種差別をする気はありませんが、そもそも日本アニメ(アジア諸国)で白目が殆どないのは人種柄もあるんじゃないかと私は思うんです。
 

 

黒い瞳は色の中で最も収縮する色です。さらに膨張色である白が周りを囲んでいるわけだから、余計に黒目が小さく見えるのかもしれません。
 

 

 

 

少し話は逸れますが、瞳孔研究の第一人者であるアメリカの心理学者、エッカード・ヘス氏は、“人は好きなものを見ているとき、瞳孔が広がる”という現象があると述べているそうです。なので瞳孔が広がったように見せれば「返報性(好かれると好きになる)」の効果が見込めるのではないか、という話につながります。
 

 

ただここでいう瞳孔は、黒目の中のもっと黒い部分なので、瞳全体の話じゃないんですよね。瞳が黒いと、瞳孔との差異が殆どないので、(瞳孔が広いと好かれる→瞳が大きいと好かれる)にすり替わったのではないかと勝手に推測してしまいました。行き過ぎたコンプレックスの末の傾向かもしれないと。
実際どうなのかな。
瞳が大きすぎると、どうしても平面的で起伏がない気がするんです。
…かくゆう私も、たまーに黒いカラコンを試してみたりするので、コンプレックスだらけです。

 

 

そんなコンプレックスからカラコンが生まれ、また飛躍してキャラデザにも影響してきたのかな。
 

 

ミニオンは、ギョロ目なのに可愛い。そんなキャラデザは、ひょっとしたらアジア人にはできなかったかもしれません。
 

 

 

 

まとめ

 

 

結論を言うと、ミニオンが世界的に好かれてる理由を探しても、息子がミニオンTシャツ以外を着てくれる算段はつかないことに気づきました笑
 

 

無駄骨!
 

 

だけど齢2歳でキャラデザの魅力に気付いた息子を、むしろ称賛するべきかもしれない笑
いいものを「いい」と思えることは素敵な才能だ!うんうん。
 

 

ということで、ミニオン以外のTシャツは、いつか着られるその日迄、大切に箪笥の奥にしまっておくことにしました。おしまい。
 

 

 

 

 

 

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