2017のパリコレピックアップ

おはようございます。
既存の携帯(iphone6puls)のままで月々の支払いが880円になってウハウハならちさんです。この時期ならではのキャンペーンにギリギリ滑り込み。

 

これで実質データ通信量も無制限で速度も速くなったので今のところ満足です。

 

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以前、ジバンシィのコレクションについて少し書きましたが、オートクチュールの分野もとても素敵だなあと思っています。
私自身は専ら しまラーなので実際身につけている人間とは雲泥の差なのですが笑。でも憧れるだけならタダですよね笑

Givenchy spring 2017 

オートクチュールとプレタポルテ

 

 

ちょっと今年のコレクションを話す前に、クチュールについて少しまとめておきましょう。

所謂「パリコレ」と呼ばれるファッションのお披露目会には大きく2つの分野が存在します。オートクチュールとプレタポルテです。

 

 

プレタポルテとは

 

 

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プレタポルテはフランス語で既製服のことです。つまり「プレタポルテ」というと、後に量産され市場に出回る服の発表会ということになります。
ここでお披露目をされて、量産のために様々な手順を踏み、半年後に銀座やらで店頭に並ぶわけです。

 

 

オートクチュールとは

 

 

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一方オートクチュールとは元は「オーダーメイド」の意味だそうです。
辞書で引くと「高級衣裳店」と表記されていますが、クチュール発表を通して、デザイナーに特注を依頼するかどうか検討するわけです。

 

基本的にオートクチュールで発表された服は市場には出てきません。売るための服ではありませんし、ましてやセレブなら買うのかも、ということもありません。じゃあなんでオートクチュールは存在するのか。
プレタポルテが「商売人」としての顔であるなら、クチュールは「アーティスト」としての顔といえるでしょう。また伝統的な職人技を取り込んだ技術革新を発表する場でもある、と捉えています。
クチュールは時に挑戦的で、実験的です。だからこそアート作品としての面白味が感じられて、私はとても素敵だなと思っています。

 

 

よくまとめサイト等で「パリコレがヤバすぎて意味がわからない」とか「こんな服どこで着るんだよ笑」と取り上げられるほとんどがクチュールです。(はっきりと明記されることは少ないですが、後々デパートで売られていなければクチュールですね。)
感覚としては、そうゆうぶっ飛んでるのが多いのかも。

 

 

中里唯馬のオートクチュール

 

 

少しですがオートクチュールが何かを整理できたところで、早速今年のクチュールを一つピックアップしましょう。

2017S/S(春夏)パリ・オートクチュールコレクションで、実は12年ぶりに日本人が正規ゲストデザイナーとして発表したそうです。
(これ意外だったんですが、日本人がちょいちょいパリで発表してたのってプレタポルテだけだったのかな。クチュール部門がそれだけ敷居が高いのかもしれませんね。)

 

 

それが中里唯馬のブランドYUIMA NAKAZATOです。
映画「ルパン三世」の衣装デザインも手がけた方ですね。

 

 

中里唯馬コレクションテーマ「UNKNOW(未知なるもの)」

 

 

そのコレクションは、日本人ぽくない色彩感覚と、日本古来の伝統模様が隠された神秘的なものです。

どうやら木と火と風と土、錬金術から着想を得て、服も人も作れてしまうという考え方から生まれたそうです。マテリアル自体は3Dプリントやプロッターなど使用し、近代的な技術と古くから愛される発想を融合してるのだとか。

 

 

概要

細部に宿る日本人らしさ

 

 

全体の直線から成るフォルムは、ジャポニスムやポールポワレなどからインスパイアされたらしいです。
(いや、言われないとわかんなかった)
1920〜30年代に外国から見た日本らしさなのかな。生粋の日本人にはよくわからん日本らしい細部が宿っているのかな。

 

 

また、こうゆうちっちゃいパーツが幾つもくっ付けて形成しています。其々の模様に自然哲学からの造形や、日本の家紋をモチーフにデザインされているそうです。

 

 

これにより、針と糸を一切使わずに自由な形の服が作れます。
このカスタマイジェーションに彼が注目し、オートクチュールが持つ「オーダーメイドな服作り」の新提案としてのコレクションなんだとか。

 

 

カスタムパーツがこれまでの服作りを変える?

 

 

私はこのコレクションを見て一番着目したかったのは、これまでの服作りをひっくり返す「カスタムパーツ」の考え方です。

基本となる服作りでは、型紙に合わせて布を切って縫い付けるものです。手芸屋さんに行くと、ヘンテコな形をした型紙が売られており、そのヘンテコな形に切った布を縫い付けるというのが基本の服作りになります。

 

 

曲線的な人の体にフィットした服を作るために、体のラインに合わせた「原型」というパターンが存在します。どんなにダボダボしたトップスでも、丈の長いコートでも、この原型を基にして作成するのが基本です。SMLとサイズ展開をする場合、ユーザーの「バスト(B)・ウエスト(W)・ヒップ(H)」の平均から計算して原型を作成します。
またこのB/W/H の寸法を、特定の人のサイズで計算して服を作るのがオーダーメイドです。

ですが中里さんが提案した服作りはそういった方法とは逸脱していました。

 

 

原型を度外視する考え方

 

 

突拍子もない服の作り方ですが、実は以前からこうゆう動きはあったように感じました。

服作りの大きなベースと成る「原型」ですが、これにいち早く物申したのが(私の体感では)イッセイミヤケでしょう。

 
イッセイミヤケは1970年の創業当初より「一枚の布」という考え方を貫いています。ただの丸い布に腕を通すための穴が空いてるだけの服を発表したり、四角い布がそのまま服だと発表したり。
その考え方は人のシルエットを考慮した「原型」を度外視したものでした。

 

 

これに触発されたかどうなのか、多摩グラの卒業展で「幾何学図形だけで構成された服の提案」というものがあったり、多摩プロの卒展では「小さなパーツを組み合わせて服を形成する提案」が発表されたりしていました。
その後も「原型」を逸脱する考えは(恐らくデザイナーの卵の中でですが)幾つか提案されてきました。

 

 

今回でようやく現実味が出てきたかなあ

 

 

この原型を逸脱する服作りは、今回のコレクションで、少しづつ現実味が出てきたのかもしれません。
カスタムパーツで形成される服は、これからも続々と出てきたら面白いなあ。

「レゴブロックでお城を作るように、服も幾つもの小さなパーツを組み合わせて作れるよ」って市場に出したら、食いつく層は絶対出てくるんじゃな?今のミニマリズムやらが落ち着いてきたら。

 

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