saxohponeと音色の探求

おはようございます。今日も今日とて優柔不断です。すいません。

土曜日に人生の先輩の方達のお話が聞けてとても嬉しかったです。私もまだまだ未熟だなあ、人間としてもっと成長したいです。いい加減アラサー突入したんだからさあ。
そんな大人たちに、自分の子供を沢山褒めてもらいました。子育てしてると苦労した部分の方が浮き彫りになってなかなかに盲目だったけれど。こうして良いところを見つけられる人って素敵ですね。本当に、子供の良いところを見つけて下さってありがとうございます。

saxohponeという楽器


さて、私は中学高校と吹奏楽でsaxophoneを吹いていたのでその辺の話をしたいと思います。

実質小学校3年生からサックスには触れていましたが、サックスってとても素敵な楽器なんですよ。

キーボードには様々な音が登録されていますよね。シンセは勿論、管楽器なら「フルート」を選択すればフルートの音が登録されてるし「トランペット」ならトランペットの音がでますよね。

でもサックスって、そうゆう音の登録がしづらいそうなんです。できてもちゃっちいというか。

それはサックスが、曲のジャンルやシーン、はたまたプレーヤーによって音色がどんどん変わっていく楽器だからです。だから「サックスと言えばこの音」というものが定義しづらくて登録できないんですね。

サックスの歴史
なんでか。

それはサックスの紀元にあると私は思います。
サックスは歴史的にはとても新しい楽器なんです。

16世紀から登場するホルンや3千年前のエジプトから登場するトランペットなどと比べると、サックスは1840年代が始まりと言われているのでせいぜい150年の歴史しかありません。金管楽器の鋭い音と木管楽器の柔らかい音の中立を担うために、どちらとも調和し溶け込ませる役割の楽器として始まったそうです。

そのためサックスは1曲の中でも、トランペットと共にメロディを奏でる時の音と、クラリネットと共に奏でる時の音、伴奏としての音、ソロの音で、様々な音色を使い分ることができます。口の形(アンブシュア)や息の使い方など(あとはアクセサリの使い分け)で途端に音の色が変わってしまいます。そういった汎用性の高い楽器だから、ウインドオーケストラやジャズ、ポップスなど様々な曲のジャンルでも活躍できるわけです。

音色の探求


私は実際、そこまで音を使い分けられていたかは疑問ですが、それでも音色の探求には力を注いでいました。それがサックスプレーヤーとしての試練でしたから。当時有名なサックスプレーヤーのCDを買いあさって聞いていましたが、全員音が違うんですよ。これが同じ楽器から出ている音なのかと不思議なくらいに。

その中でじゃあ自分はどんな音を出せばいいのか、どんな使い分けができるのか。探求するのはとても楽しかったです。

音量と音色


吹奏楽の世界ではちょっとした有名音楽監督である三田村健先生にご指導頂いたときに、音量を色で例えていたことは今でも心に残っています。

mP(メゾピアノ) は桜色、mf(メゾフォルテ) は空色、f(フォルテ)は青、ff(フォルテシモ)は赤、だったかな。

この表現ってとても素敵な解釈だと思うんです。

決して音量がただボリュームメーターをぐいぐい上げるだけではないことを表しています。小さい音には小さい音なりの色味や響きが存在し、大きな音が強くて煩い音ではないと伝えてくれました。小さいから聞こえないのではなく、ちゃんと芯があって色彩がある。大きいから耳障りなのではなくて、主張する色相の中で輝きを持つということです。字面にすると伝え辛いですが、ただ「聞こえる」「聞こえない」で判断しないことを教えてもらいました。ちゃんと音色を考えて芯を作ってあげるんです。

サックスは音量を変えての音色の探求も尽きません。

音域と音色
高い音は潰れやすいです。わかりやすくいうと、キンキンして耳障りになりやすいです。

サックスはトランペット程ではないですが、ある程度のフラジオを使って、実際定義されている音より高い音を出すことができます。でも例えフラジオまで行かなくても、高くなるとそれだけ喉が潰れて色が潰れやすいです。

じゃあ逆に低い音はどうか。

低い音はバリバリになってしまいます。自分の喉や息使いが音程に達していなくて、音がまとまらずに汚く広がってしまいます。

音程に左右されずに音色を保つことはとても難しかったです。

音色を良くする利点
色がいいと得をすることは沢山あります。

まずは聞いてて心地よくなる。音量に捉われず遠くまで届きやすくなる。自分の得意な音域が増える。倍音が聞こえるようになる(ハモりやすくなる)。周りと調和しやすくなる。自分を主張できる(印象に残りやすい)。

だから吹奏楽の民は挙って、ピッチ(音程)と音色を練習するんです。特に音色の幅が広すぎるサックスには大きな課題でした。

音色の探求はサックスだけには留まらない

この音色の探究心を教えてくれたのは他でもないサックスですが、これはサックスの世界で留まる話ではないと思います。一番身近なのは自分の声でしょうか。勿論他の楽器でも音色は大切ですが、音色をこんなに使い分けられる楽器なんて、サックスと声くらいじゃないかな。

特に最近は演劇をされている方を関わることが多いので、音色(声色)の探求や音量の探求は少し通づるものがあると感じています。実際の方法やコツは諸々あるかと思いますが、音色の探求は音を劇的に変えてくれるし何より楽しいですね。

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